デリングシティ —
魔女イデアが首都で行われた公開式典の最中にヴィンザー・デリング大統領を殺害し、ガルバディアは前例のない政治危機に入った。
式典は、大使に任命されたイデアを国民に正式に紹介するためのものだった。しかしイデアがデリング大統領に牙をむき、その後大統領官邸から群衆に向けて言葉を発したことで、場は魔女の力を示すものへと変わった。
ティンバーでもイデアと行動をともにしていた元バラムガーデン候補生サイファー・アルマシーが、彼女の「騎士」として傍らに姿を見せた。首都にはガルバディア軍が展開し、パレードはイデアの権威のもとで続行された。
国外で軍事行動を拡大している最中に国家元首を失ったことで、ガルバディアの情勢はさらに不透明になった。イデアはいま、共和国の政治権力とガーデンとの対立、その双方の中心に立っている。
外交上の任命として始まった出来事は、首都の目の前で行われる政権移行へと変わった。
