F.H. —

ようやくエスタへ続いていそうな道を見つけた。

フィッシャーマンズ・ホライズンからなら、正しい方向へ進めそうだった。

ただし、小さな問題がひとつあった。

列車はもう走っていない。

つまり歩くしかない。

かなりの距離を。

この先をすべて徒歩で進まなければならないと知った時、ものすごくうれしかったとは言えない。

それでも長い間エスタを探し続けてきた。

歩けばたどり着けるというだけでも、今の私には十分いい知らせだ。