バラム —
バラム近郊の炎の洞窟からモンスター「ボム」が外へ出て、周辺の農村地帯に押し寄せた。住民が逃げ惑うなか、森林の複数箇所で火災が発生。出動したSeeDの部隊が、ボムをすべて駆除した。
その数は数匹どころではなかった。畑に向かって下りてくる群れは、軍勢と呼ぶほかない規模だった。
ボムは現場で一体ずつ駆除され、差し迫った危険は去った。だが被害は残る。洞窟周辺の森は焼け、農家は自宅のすぐ近くまでモンスターの群れが迫るのを目の当たりにした。
炎の洞窟から何かが出てきたという話は、住民はもとより、これまで誰一人として聞いたことがない。まして、これほどの数となればなおさらである。
前例のない事態
炎の洞窟でこうした事態が起きたのは初めてであり、しかもこの数である。原因は現在も調査中で、何がこれほどのボムを一度に外へ追い立てたのか、なぜ今なのかは分かっていない。
調査が続く間、一帯はSeeDの厳重な監視下に置かれている。ボムの姿はもうない。だが、謎は残ったままだ。
